ごきげんライフの作り方

横浜→北海道→沖縄→カナダでの生活を通して理想の暮らしを追及していく実録Blog

【 砂の行方 】

 


「砂漠に行きたい」

 

 

受験勉強に行き詰まった私は、夜中に思い立ってしまった。


調べてみたら、どうやら日本に砂漠はないが鳥取県砂丘というものがあるらしい。

砂丘がなんなのかよく分からなかったけど、砂漠っぽい何かなんだろうなぁと解釈した。

 

そんなことを知ってしまったらいてもたってもいられなくなくて、日本地図とカメラを持ち、寝ていた両親に

 

砂丘を見に行ってくるね」

 

と一声かけ、始発の電車に飛び乗った。

 


新幹線で新横浜から岡山まで行き、岡山から鳥取までローカル電車を乗り継いで、鳥取駅から砂丘まではバスで向かった。

新幹線の乗り方が分からなくて、改札に切符を入れるときに戸惑った。

 

岡山から鳥取までの車窓からの景色は今でもはっきり覚えてる。

 

あたり一面田んぼが広がり民家が全く見当たらないような土地で、高校生達がヘルメット被って自転車で学校へ向かっている光景を見たとき、すごく衝撃的だった。

 

自宅から最寄駅、若しくは学校まで汗だくになって自転車で通ってる同年代の人がいるなんて、びっくりだった。


自分は家から15分歩いて最寄り駅に行くのもめんどくさいと思っていたけど、この時からそう思わなくなった。

 

鳥取駅から砂丘まで向かう途中、道路脇にヤシの木が生えてるのを見て、南の島じゃないところにもヤシの木が生えていることを知ってビックリした。
砂丘に着いて、自分が思い描いていたより観光地でちょっとテンション下がった。

 

日本海が見の前に広がり、海の手前には見渡す限り砂、スナ、すな、、、。
名前の通り砂の丘、砂丘が連なっていた。

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この大量の砂は、中国山地花崗岩質の岩石が風化して、川を経由し日本海へ流されたあとに、海岸に集まったものが砂丘のメインの砂になってるそうな。

 


じゃあ、ここにいるラクダはどこからやってきたんだろう?

なんて考えながら砂丘を歩き回り汗だくになった後に食べたソフトクリームの美味しさは忘れない。

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晩御飯の時間には家に着いた。

 

「おかあさん、今日ね、鳥取砂丘に行ってきたよ」

 

18歳の夏だった。

 

 

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【2008年7月鳥取県鳥取砂丘